抜歯の効果

乾癬治療のその後のご報告です。症状改善のための切り札の一つとして、先週の24日（金）に抜歯を決行しました。

皮膚のことで抜歯？　と思うかもしれませんが、前にもふれたとおり、最近の医学研究によって、虫歯などの口腔内の異常が、乾癬の発症に関係していることがわかってきているのです。

じつをいうと、私には根っこが化膿した状態になっていて、近々抜歯する予定の歯がありました。先日、専門医に診ていただいた時に、そのことを相談したら、早々の抜歯をプッシュされたのでした。

体内の炎症状態が、乾癬発症の引き金になる可能性は大いにあるというのです。

そこでおよそ20年ぶりにくらいに歯を抜いたわけですが、いくつになっても抜歯は気持ちのいいものではありませんね～。しばらく出血も続きました。

それでどうなったか。歯の傷口が治るにしたがって、たしかに胸や背中に点々と発生しているブツブツの色は薄れ、ごつごつしていた表面もなめらかになっていったのです。反面、顔全体に広がった赤みは変わらず、効果のほどは微妙でした。

ところが、抜歯から5日たった今朝、鏡を見てみると、顔の赤みも薄れてきているではありませんか。

やはり虫歯が原因だったのか!?　というと、そこは微妙。背中や腕などは、さらに状態がひどくなっているところもあって、、いまだ抜歯の効果が評価しきれません。ということで、もうしばらく様子を見てみたいと思います。