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ChatGPTの登場でライターは廃業するしかないのか [これからの生き方]

最近、人と会えば必ず話題になることがある。それは、ChatGPTのこと。

今日も知人からこう言われた。

「もう書くのはやめたらどうですか?」

まあ、そうかもしれん。悔しいがヤツは私のような並みのライターよりもはるかに実力は上だ。とにかくあのスピード感にはぐうの音も出ない。将棋と同じように、とうとう文章もAIが人を越えてしまったのか……。

帰宅して、ChatGPTに尋ねてみた。

「チャットGPTの登場で、ライターは仕事をやめるべきですか」

するとこんな答えが瞬時に帰ってきた。

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いいえ、チャットGPTの登場はライターが仕事をやめるべきではありません。チャットGPTは、文章生成の自動化を可能にする技術ですが、それによって人間のライターの役割が完全に無くなるわけではありません。

ライティングの仕事には、人間の創造性や経験が必要とされる部分が多くあります。例えば、特定の読者層をターゲットにした文章の作成、ストーリーの構成や伝えたいメッセージの明確化など、機械だけではなかなか実現できない部分があります。また、文章の表現力やリズム感なども、人間の感覚が求められます。

チャットGPTは、人間のライターが書いた文章を学習し、それを元に文章を生成することができますが、それでも完全に自律的に文章を作成することはできません。ライターは、チャットGPTを利用することで、より効率的に文章を作成することができます。また、自動生成された文章を修正・編集する作業なども必要です。

つまり、チャットGPTはライターの作業をサポートするツールの一つであり、ライターが仕事をやめる必要はありません。むしろ、ライターは自分の創造性や経験を生かして、より高品質なコンテンツを生み出すことができます。
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泣ける…。

Googleが出てきた時、「これでずいぶんライターの仕事は楽になるな」と感じた。資料を探すために図書館や大宅壮一文庫に通ったり、所管の業界団体や政府、地域行政に問い合わせていたあの手間がほぼなくなることがわかったからだ。

大宅文庫にはかれこれ10年以上、行ってない。

ということは、これからはChatGPTをいかに使いこなすかが問われることになる、ということ。

たしかにかつては取材のための資料のコピーを何束も送ってくれていた編集者も、今えは「関連情報はググって拾っておいてもらってますか?」で済ませることもあれば、チェックしておいてと、4つ5つのURLだけ送ってくるようになった。

今後は、「一回、AIに粗原稿を書かせてから、大島さんなりに最終まとめをやってもらえばいいですから~」といった指示が来るようになるのかもしれない。

ライターは即廃業ということではなく、現在のGoogleChromeのように、あって当たり前のツールとして使いこなしていくことが求められることになるのだろう。

しかし体力、気力、知力的ともハードな“”一から文章を起こす(書く)”という作業は、AIの仕事へとシフトする。この流れは止めらないようだ。

こういう仕事のスタイルの変化はライターに限ったことではない。この驚くべきツールをいかに仕事でうまく使いこなすかが、あらゆる業種で問われることになる。


七々三


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