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明日できることは明日やる [これからの働き方]

社会人になった時、上司から仕事は先延ばしにするな、と教わりました。私の世代の人たちはみんな同じだと思います

ところがこれが勤務時間の決まっているわけではないフリーランになってみると、なかなか難しいのです。先延ばしをしないでいようと思うと一日の境目がなくなってしまうのです。

なので、気づいたら朝になっていた、ということがしばしば起こります。特に、昔の雑誌編集部は夜間に入稿作業をするのが当たり前でしたから、なおさら昼夜が関係なくなってました。

自宅勤務にシフトしている会社員の人も、もしかしたら私と同じように、ついつい夜更かし手をしてしまって、1日のリズムが崩れてしまっている人が多いのではないでしょうか。

自宅勤務の罠ですよね。

しかし私も歳も歳ですから、いくら時間が自由に使えると言っても、徹夜の生活は体に負担がかかり過ぎます。

ちょっとやり方を変えたいと思っていた矢先、私の大学の先輩でもある作家の佐藤優さんが、ある著書でヒントを与えてくれていました。

それは何かというと、「明日できることは今日やらない」という教訓。そうしないと、1日の区切りをつけられないからであると書いてありました。なるほどなと思いました。

若い人にはもしかしたら当たり前だろうと思う人が多いかもしれないですが、私にとってはこれって深いなと思うんですよ。だって、スピードがその人間の価値だと言われてきましたから。翌日に持ち越すようなヤツはダメなヤツだと刷り込まれているわけです。それでついつい、ここまでできるまではと頑張ってしまいます。

ところがそれだと、多くの仕事は抱えられなくなってしまうんですね。だってすべてを並行して進めようとすると、どこかでパンクしてしまうからです。

やっぱりたくさんの仕事をできるようになるには、自分で優先順員をつける力を身につけなければ。その基準がなかなか定まらない者ものですが、今日やらなければいけないことに絞る、と考えれば明快になりますよね、

今日じゃなくていいことは、さくっと先延ばしにして平気になる肚を持つことが、その人の器だと思います。ただ、これは他の人との連携で仕事をするようになると、自分の都合だけでなく相手の都合も加味して優先順位を考えなければならないことは言うまでもありません。

まあ、とはいえ、最近は今日やろうと思っていることがやりきれず、結果的に持ち越してしまっている状況ではあります。しかし自覚してやっているわけではないので、精神衛生上とても悪い。これを自覚的にやることで、気分もスッキリできるのであれば、この感覚を身に着けていきたいと思います。


七々三



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