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嘉門タツオさんのインタビュー記事掲載 [取材]

先日、嘉門タツオさんをインタビューさせてもらった際の記事が、信組さんの「ボンビバーン」に掲載されましたのでご報告いたします。どこかの支店にお立ち寄りの際は、ぜひ手に取って読んでみてください。「ボンビバーン」は無料でもらえます。

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嘉門さんの人生の歩みをよくよくうかがうと、それはそれは波乱に満ちていて、実に興味深い方です。芸人になりたくて高校時代に笑福亭鶴光さんの弟子になり、そのうちラジオ番組(「ヤングタウン」)で人気者になったのはいいけれど、まだ21か22歳で破門になっちゃうんですよね。

そこからの人生の展開がすごくて、一人旅に出て、地方のスキー場で働くなどして食いつなぎ…やがて目をかけてくれていたラジオの名物プロデューサーの口利きもあって、サザンオールスターズのレコードのプロモーションをしたり。

そこから心機一転、ギターを持って、替え歌や独自の歌を唄う人になっていくわけですけど、鶴光師匠のお弟子さん時代はしっかり20や30の噺は披露できたそうで。

今年、還暦を迎えるにあたっては、お墓参りの応援歌やあの世からのメッセージソング、この世に別れを告げる歌など唄われていて、そのフィールドの広さは半端ないです。

お話をうかがいながら、ああ、この方は根っからのアーティストなんだなと感じました。これだと思ったことはトコトン追究される方で、それだけに意に添わないことはしないという一本気。心の奥底には大阪人ならではの人情にあふれいて、お世話になった方にはトコトン義理堅く、スマホのストラップは太陽の塔でした。

今度こっそりどこかのライブにお邪魔したいと思います。

ちなみに「嘉門タツオ」の「嘉門」は、サザンの桑田さんから譲り受けた名前。

ご著書『熱中ラジオ 丘の上の綺羅星』 (ハルキ文庫)は名著です。


七々三


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