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武田薬品工業 クリストフ・ウエバーCEOをインタビュー 『プレジデント』 [取材]

武田薬品工業は昨年、イギリス大手薬品会社のシャイヤーを買収。
いまや全社員の9割が外国人のグローバル企業です。

昨年の12月半ば、そのトップ・オブ・トップ、
クリストフ・ウェバーCEOをインタビュー。
その時の記事が掲載されました。

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媒体は現在発売中の「プレジデント」(2020年2月14日号)。

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日本橋にあるグローバル本社、東京全域を見渡せる高層階のガラス張りの広い一室。同時通訳を入れてのインタビューです。

めったにお会いできない経営者で、
しかも私にとっては初となる、
同時通訳を入れてのインタビュー。
様子がわからないため、始まる前はちょっと不安でした。

ところが実際に始まってみると、
通常の通訳を介してのインタビューより格段にスムーズで快適。

通常の通訳の場合、本人が話した後に訳されるので、
時間が2倍かかるうえ、話も途切れがち。
ところが同時通訳ではリアルタイムに訳してくれるため時間は短縮、
そのうえ1対1のリアルな会話の感覚が得られました。

それも同時通訳の方が相当に優秀な方だったからなんだろうと思います。

英語で私に話しかけている本人を前に、耳からは日本語が入ってくるのは、
少し不思議な感覚でした。

事前情報では、ウェバーCEOはフランス人で、
性格も物静かでまじめな方と聞いていました。
実際に話をうかがってみると、とても感じのいい方。

さまざまな関係者が同席し、一見、ものものしい雰囲気でしたが、
ご本人がフレンドリーに迎えてくださったことで、
穏やかな雰囲気の中でお話をうかがうことができました。

厳しい質問を投げかけても嫌がらず、丁寧にわかりやすく
かみ砕いて話してくださる姿が印象的でした。
やはりグローバルの組織を束ねる人は、
紳士的で穏やかで暖かな雰囲気を持っています。

ウェバーCEOには、シャイヤー統合後の社内の動きをはじめ、
グローバル企業を統括するリーダーの発想とはいかなるものなのか、
じっくり90分間、お話を伺いました。

世界のタケダになった今も、「誠実」「公正」「正直」「不屈」
という創業時から受け継ぐ日本の伝統的な理念を、
ウェバーCEOが重視している理由もよくわかりました。


七々三
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