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コロナ禍ではスターの訃報が寂しすぎる [社会事象]

昨日、歌手のオリビア・ニュートン・ジョンと、デザイナーの三宅一生さんの訃報がほぼ同時にテレビで報じられました。

なんだか、世界の名所が2つなくなったような喪失感。

「カントリー・ロード」が世界で大ヒットした時、その曲が収まったオリビアの最新アルバムを買って、そのアルバムの最初の曲が「If not for you」で。

透き通った声の中に潜む妖艶さに、ドキドキしたものです。あれはたしか、まだ中2年か中3年の頃。「ジョリーン」が大ヒットした少しあとのこと。

同じアルバムにある「Banks of the Ohio」は、あまりに牧歌的なはじまりのわりに「just littlle waik」という歌詞に、ただならぬ雰囲気を感じて、歌詞を確かめたときの衝撃といったらなかった。

その2曲は、ABBAの「Dancing Queen」や「When I kissed the teacher」とともに、10代の無垢な少年の心にぺたりとはりついて、日常をドラマの舞台に変えてくれた。

「im」ブランドは、当時の高校生や大学生の定番ブランドで、シャツもネクタイもハンカチも、私のルーティンにずっと入っていたし、ある時期からは多くの人にとって身近なブランドになりました。

スターがなくなれば、大きな通夜の会場に名だたる有名人が駆け付ける映像がテレビで何度も流れ、大掛かりな葬儀が行われるのが常でした。が、コロナ禍ではそうはいきません。

活躍していた当時の映像とキャスターのお悔やみの言葉だけで終わり。

1.5倍は悲しみが増すような気がします。



七々三



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