禁煙はわずか1か月半で終了～

９月の終わりから突如はじめた禁煙、11月の半ばにあえなく終わってしまいました。

言い訳をすると、私、加熱式たばこの取材をしてきた関係で、たばこメーカー各社から新製品を提供していただいたりするわけです。もちろん取材の一環として。

せっかく実機をご提供いただき、お話を聞く以上、試しておかなければという義務感が手伝い、軽く1本吸ってしまったのがことの始まり。

もう一つの言い訳は、その時期友人が病いに伏してしまい、命の危険さえささやかれていた時期だったこともありました。それで願掛けの意味も込めていたのですが、その友人は先日意識を取り戻し、退院することができたのです。まあ、その後も続ければいいんですけどね。

最後の言い訳は、禁煙中の1か月間でなんと4キロも太っていたこと。口寂しくてついキャンディーだのガムだのチョコレートだの、甘いものに手を出してしまった挙句のことでした。これじゃ、どっちが体に悪いかわからんということもあったりして……とまあ、何を言っても弱者の愚かないい訳に過ぎないのはよーくわかっております。

いや、それにしても我ながら早かった。しかも、1本吸ってから自分で買いに行くようになるまでほんの数日。その間にリカバリーできなかったことが運の尽き。たまたまこの時期にストレスがガンと高まることが連続して起こりまして、あっさりとニコチンに屈服してしまいました。

あえなく振り出しに戻ってしまったわけですが、正直いえば、やめたからといって体調にそれほどの変化は感じませんでした。むしろ体は重くなったしね。まあ、何十年も吸ってきたくせに、1か月程度やめたからといって大きな変化があるはずもないですが。

しばらくは原稿の締め切りが続くので、ひとまずこのまま流れに身を任し、また機会があれば――たとえば年末年始などのタイミングで改めてチャレンジしなおしまっす！


七々三