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イラっとすること増えてません? [雑記]

ある問い合わせした先から折り返しの電話をもらった。

ありがたいと思って聞いていたら、やたらに早口でまくし立てる。ホームページを見ながらの案内だったけど、同じページを見ていないのは明らか。しかも、わからないから聞いているのに、そんなに早口じゃ余計に混乱してしまうでしょ。

案内しているようでいて、こちらの状況は置いてけぼり。もちろん、私がトロいからなんだなとは思うのだが、それと同時に、あんたが理解しようとしまいと、こっちは言うだけのことは言ったかんな、という態度がうかがえる。この人はただ案内をするという行為だけをこなしているんだな、とイラっとしてしまった。

そして残念な気持ちになった。

釈然としないまま、一通りの説明を聞いて電話を切った。残ったのは「聞かなきゃよかった」という気持ち。

人々が余裕を失っているのがわかる。街ゆく人も、小難しい顔ばかり。かつては街角でよく聞かれた笑い声も、聞かなくなって久しい。

経済の低迷、コロナ禍の自粛生活。春も過ぎ夏が来ようというのに、世の中は暗い。こういう世相だから首相を狙う若者が出てくるのだろう。

相手にイラっとしたとき、私は少し意地になる。上から目線を変えさせたいという思いがむくむくと湧いてくる。それで相手より早口で質問攻めにしたりする。性格の悪さならこっちも負けないぞ、とばかりに。

でも、それで得られるのは自己嫌悪。そもそも競おうと頑張ること自体、相手のペースだ。

この場合の正解は何か。私なりの結論はこうだ。

笑う。

イラっとしたり、カチンときたときこそ笑えばいい。笑うことで、一度、場の空気を弛緩させよう。そこで一度リセットして、こちらの心地よいペースに変えるというのが最善の策のような気がする。

相手の土俵で戦わないこと。自分のペースで生きていくこと。

土台、私には現代のスピードについていけないのだ。もはやそこは諦めて、自分のペースで進めてもらう技法を磨きたい。


七々三


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