人生の岐路に立つ

こんにちは。５か月ぶりの更新です。
なので今回は、近況報告です。

まずお伝えしたいことは、
目下ライター以外の仕事にチャレンジしていること。

クレーム電話対応の仕事をしてみたり、
寒風の中でヘルメットをかぶって作業をしてみたり、
慣れない仕事にチャレンジしています。

やってみるといろいろな発見があります。
まず、自分のポンコツさ加減。
若い人のほうがはるかに仕事の覚えも早いし、
器用で要領がいい。
とにかくシステムの使いこなし方がちがう。

３０年以上、取材して原稿にまとめることしか
やってこなかっただけに、ずいぶん偏った
スキルしか持ち合わせていないことに気づかされます。

一つことをコツコツ…とは私の信条でしたが、
残念ながら今の時代、キャリアの長さは武器になるどころか、
リスクと評されるようになってしまいました。
そんな風潮が残念だし悔しくもあります。

でもコロナを機に社会は一変。
メディアの立場で取材するだけでは、
社会の実像はつかめないと感じてはじめていました。

キャリア組みとは仕事の質が違うものの、
「職場」というものの中に身を置いてわかったのは、
温度感が想像以上に低いこと。

仕事で電話を使わなくなったからかもしれませんが、
広いフロアも静まり返っていて、熱気がない。
ああ、これが今の空気感なんだなあと驚きつつ、
新聞やテレビのニュースがよりリアルに
感じられるようになりました。

年齢も年齢だし、今後の生活のためにも、
稼げる口を増やしていきたいと思っています。

今後もいろいろな仕事にチャレンジしてみたいと
思います。

そして、もう一つの大きな変化があります。
それは、来月からシングル生活にもどる、ということ。
家庭のことは何よりも大切にしてきたつもりでしたが、
いつの頃からか歯車がかみ合わなくなり、
修復は不可能なところにいたってしまいました。

あと１年半ほどで還暦を迎えますが、
公私ともに本当に振出しに戻るんだなあと、
他人事のように感心しているところです。

ライターとしてのアイデンティティを持ちながらも、
これから裸一貫でリスタートです。

具体的なことは追々、ご報告してまいりますが、
ひとまず今は、人生の岐路に立っていることを
ご報告いたしました。

ではまた。


七々三