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アフターコロナで重要なビジネスセンスとは [ライター的]

先日、20余年にわたって担当してきた
あるPR誌のインタビューページの仕事が
打ちきりになった。

いよいよコロナの悪影響はのっぴきならないところまで、
押し寄せてきた感じだ。

ちなみにそのPR誌は、なくなったわけではない。
そうならないように私なりに最善の努力を重ねた結果、
むしろそのPR誌自体は順調だ。

では何が起こったのか――。
その制作をになっている会社が経営難に陥り、
社内体制の見直しを余儀なくされたという。
わかりやすく言えば、営業を強化することにしたのだ。

だが、私は思う。
こんな非常事態だからこそ、仕事を超えた絆やコミュニティが
大切な時なのだ、と。

経営者の仕事は生き残るための判断を行うことで、
なんとか新しい仕事を作りたい気持ちは痛いほどよくわかる。
だがその生き残るのために何をするべきかという判断基準が問題なのだ。

絆で結ばれたチームがあれば、
仕事の中身で他社と差別化できる。
だが、制作体制を解体してしまって、
ふつうの体制にしてしまえば、
その製品やサービスはコモディティ化を待つだけだ。


自社の宝は何か。それを自覚できるかどうかは経営者のセンスによる。
センスが古いままだと、仮に大口の仕事を獲得できたたとしても、
継続しない。

自社の宝を見失う愚策――。
コロナ禍で何を学んだかが経営者に問われている。


七々三
昨日、話題にしたロコ・ソラーレが奇跡を起こして勝利したのも、
絆の勝利だ。今日の話題と共通している。

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