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感性とは解釈する力 [人]

いくら話してもらちがあかないときがある。

初めて一緒に仕事をした人でも、一言二言かわしただけで思いを共有できるときだってあるというのに、昔から知っている人でもたまに仕事をしてみるとまったく理解し合えないってときがあるわけです。

こちらが思いを話せば話すほど、相手の結論が私の思う方向とは逆方向に向かってしまう。もちろん、こちらの伝え方のまずさも原因のひとつでしょう。でも、感性がまったく違う。こちらとしてはもう少し議論を深めたり工夫の余地があると思っても、相手は議論は尽くしたと考えていたりする。

そうなるともう、どうしようもなくなってしまいます。

たとえばですが、コロナを「忌むべき存在」としか考えない人と、これからのことをじっくり考える好機と考えている人とでは、議論の発展の仕方もまったくちがうわけです。

感性とは、一つの事象や出来事の解釈の仕方だと思う。「性格」とも言い換えられそうですが、それとはちょっと違う。むしろ性格を司るもの。

感性が違う人と話していると、同じ言葉にも真逆のイメージを持っていたりするので、こちらの考えに相手は反応しない。記憶にもとどまらない。そして、まったく違う結論にいたる、ということが起きてしまうのです。

そのズレをどうすれば解消できるのか。

行動こそが解決の糸口だと思います。中途半端に相手に合わせず、自分のやりたいようにまずはやってみる。その時、初めて相手が議論の重要さに気づいて、真剣にこちらの考え方を意識するようになる。

そこからですよね、議論って。解釈する力にはレベルがあるし、こちらが先に行動で示すしかないわけで。

安易な妥協はかえってよくないってことを感じているところです。


七々三


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