先週土曜日、いつもの媒体の企画で、宮澤佐江さんにリモートでインタビューさせていただきました。

AKB48の草創期から黄金期まで、中心メンバーのひとりとして10年間活躍してきた彼女も今はアイドルを卒業し、女優・タレントとして新たな道を歩んでいます。

現在、春からの新しい舞台を控え、活動を本格化しているところ。パソコンの画面越し、互いにマスク姿ではありましたが、軽やかに今の心境など話していただきました。

宮澤さんのファンは、パフォーマンスだけでなくその人柄に共感し応援している人が多いという噂も耳にしてきましたが、なるほど。

明るく元気な人ではあるのですが、それよりもっと印象的だったのは、「自分だけでなく、みんな一緒に」という考え方が心の中心にしっかりと根付いている人だということ。話しているとこちらの気持ちまで温かくなりました。

これまでにもアイドルをインタビューすることは時々ありましたけど、そういえばAKB48関連のタレントさんは今回が初めて。

私は、社会を変えようと事業を創り、成功させてきた経営者を大いに尊敬しますが、それと同じくらい、ゼロからのスタートから社会旋風を巻き起こすまでの成長を遂げた草創期のAKBメンバーには敬意を表します。劇場に足を運んだことはありませんが…。

“総選挙”のたびに徳光さんが涙腺をゆるませていたものを、ほんの少しだけ味わったような気分。彼女の温かさが伝わる原稿にまとめたいと思います。


七々三