無駄に思えても1日1回は楽しいことする時間を持とう

毎日、いろいろなニュースが飛び込んできますね。その8割は事件や事故、災害など人の心を不安にさせるものです。

マスメディアが届けてくれるニュースは国民をあおるものばかり。だから意識的に自分を元気に明るくさせる工夫をかなり強めに意識していないと、次第にメンタルも体調も落ちてしまいます。

中国に端を発した新型コロナ感染拡大から、世界が緊急体制に入ってもう1年半以上がたちました。緊急事態もこれだけ長いと心も疲弊し、心身のバランスも崩れてきます。

特に今は季節の変わり目、心身を健康に保っていくとき。楽しいことを数える。好きなものを確認して、やれる範囲でそれに親しむ。そんな時間を持つことがとても大切だと感じます。

私も仕事は相変わらず忙しいのですが、毎日近くの公園で1時間ほどウォーキングをしてますよ。春からはじめて一応、今もなんとか続いています。自然の中に身をおくと、妙な焦りや不安がすっと引いて気持ちが楽になります。特に早朝は本当に気持ちがよくて、ぜひぜひおすすめです。

また週に1度の書道教室にも無理してでも行っています。感染を気にしてお休みする生徒さんも多いのですが、私は可能な限りの感染対策をして、片道1時間程度かけて通っているんです。

毎回、行く前はとても億劫だし、仕事も遅れがちなので、習い事なんてしている場合ではない！という気持ちにさいなまれるのですが、行ってしまえば非日常の空間と時間に癒されます。師匠や他の生徒さんとのたわいもない会話に嫌なことも忘れて、気持ちがリセットされるんですよね。

教室を出る時には心も軽く、心地よい疲労感があって、来てよかったと毎回、感謝に満たされます。

自分を癒してくれるもの、コトは人それぞれだと思いますが、そういう時間を無理してでもとることが、今はとても大事。やる前はそんなことしても無駄だ、もっと有意義なことしなきゃ、と思ってしまうのですが、1日の中で自分を建て直したり、健康を維持する時間をとることがこれからますます大事になると思います。

みなさんも好きなこと、楽しいことにいそしむ時間を無理にでも作ってみてくださいね。



七々三